今日のめーちゃんは、咲音メイコでのお仕事だ。
いつものめーちゃんはもちろん、咲音のときのめーちゃんはとびっきり可愛い。
すらっとした大人のめーちゃんよりもちょっとだけ小柄になって、元気よく跳ねたり踊ったり。
ふかふかの胸の大きさはあまり変わらないけど、縮んだ分だけ少し子どもみたいな体つきになってて、
小さな手やぷくっとしたほっぺがたまらない。
平均的な成人女性よりも長身のめーちゃんの背は、僕の目線くらいまであるんだけど、
咲音のめーちゃんは僕の肩口までしかないから、すっぽり抱きかかえてしまえるのが嬉しい。
一生懸命首を上に傾けて僕に話しかけてくるときの愛おしさには、ついつい頬が緩んでしまう。

それにあの声!
普段の伸びやかさと力強さは残したまま、甘く少し舌っ足らずにみずみずしい恋の歌を歌い上げ、
はにかみながら「聴いてくれてありがと」なんて言われたら、胸が高鳴らない男はいないはずだ。
できれば親衛隊の人たちにもあんまりそんな顔は見せてほしくないんだけどなぁと思う僕は、
めーちゃんの恋人というより、父親のような心境かもしれない。

僕はどんなめーちゃんでも好き。かっこいいめーちゃんも、色っぽいめーちゃんも、だめいこでも。
だけど、手放しで可愛いの一言に尽きるのはやっぱり咲音のめーちゃんなんだよなぁ。


早く収録終わらないかな。仕事が終わったら、外へ繰り出そう。
もうべったべたに甘やかして、行きたいところも欲しいものも、食べたいものも、彼女の希望は全部叶えてあげよう。
無邪気な笑顔で「かいと、ありがとう!」って言われるためなら、僕は何でもできる…!
家に帰った後は、咲音の声でお歌を歌ってもらおうかな。今度は仕事じゃなくて僕だけのために。
それから「よくできました」って言ってぎゅーっと抱きしめてあげよう。
ちっちゃいめーちゃんだから、あんまり強くしたら「かいと、いたいわ!」って怒られちゃうかな。
そしたら、ごめんごめんって頭を撫でて、今日はお疲れ様、ってソファで膝枕してあげるんだ。
いつもめーちゃんがしてくれるみたいに、優しく髪や背中を撫でて、眠りにつくまで子守唄を歌って……。
あどけないめーちゃんの寝顔を見てるだけで幸せでお腹いっぱいだ。
ああ、まずい。鼻血が出そう。



「スタジオの前でにやにやしながらうろついてるお兄ちゃんぽい物体は何だろう」
「ミク姉、残念ながらあれはカイト兄そのものです。本当に(ry」
「カイトきめぇwwwどう見てもロリ誘拐です。本当に(ry」
「何という双子シンクロ。16歳はロリじゃないもんねー」
「でもさ、じょしこうせい相手だとそれもそれで危ないよね」
「援○交際ktkrwww」




一気にまとめていて、小ネタのオチが全部同じことに絶望しました
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